職務経歴書作成ツールを使って転職しませんか?
まず職務経歴書とは、業務経験とスキルを確認するための書類です。
転職を考えてはじめて職務経歴書の存在を知る人も多いのではないでしょうか。
履歴書はよく耳にするけど、職務経歴書はなかなか聞かないですよね。
その違いを説明します。
履歴書が学歴や職歴、趣味、資格などの基本情報を記載する書類です。
個人情報というべきでしょうか。国内の工業規格であるJIS規格が定められており、「JIS規格履歴書」と呼ばれるフォーマットも存在します。
次に、職務経歴書は職務経験やスキルについて詳細に記載した書類です。過去の実績、書類上でキャリア自慢ができます。
フォーマットや規格はなく、A4縦サイズの白無地の書類1〜2枚程度にまとめるものです。
職務経歴書は、自由に書けるという点がいいところです。
職務経歴書作成に大切なこと
一番、大切な作業は自分のキャリアを整理することです。
自分のキャリアを整理し、どんな経験を積み、どのようなスキルを身につけているのか、を明確にすることでやっと職務経歴書作成を始めることができます。
まずは、過去の手帳やスケジュール表などを読み返してみて、どの時期にどんな仕事をして、何が身に付いたのかを明確にしましょう。
ついでに、自己分析を行うことでここから書く内容にも役に立ちますし、強みや弱みを把握していることで過去の自分がどのように成長したのかも確認できると思います。
自分のやってきたことがよく分からない、という人でも大丈夫です。
もちろん自分で考えることになりますが、職務経歴書作成ツールや転職サイトを利用すると、アドバイスをくれたり、考え方をアドバイスしてくれます。
まずは、自分のことを知るのが一番。頑張って振り返っていきましょう。
職務経歴書の基本フォーマット
職務経歴書は特にフォーマットは決まっていません。
しかし、転職サイトが多くの職務経歴書作成ツールや職務経歴書フォーマットを提供しています。
主に、転職サイトの出している職務経歴書作成ツールや職務経歴書フォーマットを利用すると、3つの形式に分けられます。
1つ目は、「編年体式」
2つ目は、「逆編年体式」
3つ目は、「キャリア式」
の3つがあります。
この3つがどのようなものかわかりませんよね。
なので、少しですが細かく説明していきます。
「編年体式」は、業務経験を時間軸に沿って記載します。
転職先が、転職前の会社で、同一業務でのキャリアを伝えるのに向いています。
この時に、時間軸に沿って並べるだけでなく、アピールポイントもうまく入れていきましょう。
「逆編年体式」は、直近の業務をアピールしたい場合は、時系列を逆にして最新の経験から今のキャリアができるまでのプロセスを伝えるのにむいています。
過去から攻めるのではなく、一番近い直近の出来事から攻めていくこでより伝えたいことが明確になります。
「キャリア式」は、職務内容ごとに経歴をまとめた、複数の分野でキャリアを経験してきた人に向いています。アピールしたい職務内容から順に並べることもできます。
この3つは、転職サイトからダウンロードすることもできます。
しかし、この3つのフォーマットがあっても1から作るのは面倒だという人も多いですよね。
そんな人におすすめなのは、職務経歴書作成ツールです。
その職務経歴書作成ツールの使い方について紹介します。
職務経歴書作成ツールの使い方
転職サイトの中でも、職務経歴書作成ツールに特化しているところが「doda」です。
「doda」は、職務経歴書の面倒な点を行ってくれます。
「レジュメビルダー」というものです。
「doda」への登録はありますが、わずか3つの工程で職務経歴書が完成します。
ステップとしては、
・職務経歴入力
・スキル入力
・自己PRを順番に入力するだけです。
最後には、まとめてPDFにしてくれるので簡単にダウンロードすることができます。
先程、紹介した3つのフォーマットの全てに対応しています。
職務経歴、スキル、自己PRといっても何を入力すればいいのかわかりませんよね。
例文が用意してあり、悩んでしまったら参考にしましょう。
さらには、「ワンポイントアドバイス」といいう制度もあるので、キャリアアドバイザーから企業の人がどのような点を見ているのか、おかしな文章がないか、などを見てアドバイスをくれます。
まとめ
いかがでしょうか。普段書くことのない職務経歴書。
とっても面倒で難しそうに思いますよね。
でも、思っているよりも簡単にできます。
上手く、普段使っている転職サイトや、職務経歴書作成ツールを利用して、自分のキャリアや経験をうまく伝えてきましょう。
自分の強みを活かして転職活動を行うと、とてもよい結果の残る転職活動になると思います。
自分を見つめ直し、より良い転職をできることを願っています。
今回、紹介した「doda」 以外にも転職サイトや職務経歴書作成ツールは、たくさんあるので自分にあった書きやすい職務経歴書を見つけて下さい。