公務員へ転職した人が急増中!公務員になるための心構えと方法とは
自分がやりたいこと見つけ、民間企業に就職してはみたものの、自分が想像していた仕事ができなかったり、過酷な労働環境に耐えられないと感じていませんか?
これから先、理想の仕事をして、理想の自分に近づくためにも転職は有効な手段でしょう。
そこで今、転職先の一つとして公務員への転職は近年注目されています。
公務員は福利厚生が充実し、社会的地位も確保出来きます。
そんな公務員の魅力を紹介していきたいと思います。
転職先はどこにする?
年間306万人!
この数字は総務省が発表した2016年に転職を経験した人の数字です。
男性が144万人、女性が162万人という割合になっています。
転職者数は年々増加傾向にあり、転職希望者の数も含めると600~700万人もの人がいます。
転職者を支援するエージェントなども増えており、誰もが転職がしやすい時代になっています。
民間企業に務めてきた人が転職を希望する就職先でまず最初に考える仕事は今までの経験を活かして働けるい民間企業でしょう。
しかし民間企業に務めてみて不満を抱いき転職を考えたのに、また同じような環境に転職するのでは何も解決しません。
同じような 不満を転職先に抱いてしまうでしょう。
民間企業を経験したあなただからこそ出来る仕事があるのではないでしょうか?
その一つとして公務員がいま脚光を浴びています。
公務員ってどんな仕事?
公務員に対するあなたのイメージはどうですか?
「お固い人たちの集まりだ」とか「決まったことだけをこなしているだけ」など、従来の公務員へのイメージは未だに根強く残っているのではないでしょうか。
安定した職だがやりがいがなさそうだし、今までの経験が活かせる仕事やある程度知識のある分野の民間企業を選ぶ人がたくさんいると思います。
確かに役所の業務内容は法によって縛られているので民間企業のように融通を利かせたり裁量によって判断することは難しいのが現状です。
しかし、公務員に転職した人たちからは意外な回答が返ってきています。
「自分の仕事が人々の生活を良くしたと実感できた」「町づくりという大きな仕事ができてやりがいを感じている」などの多くの前向きな回答が得られています。
地方自治地体の役所は特にそれ自体が事業体として活動しているのである程度の裁量権なども与えられます。
公務員の仕事も時代とともに変化してきています。以前のように仕事をただこなしている役所というイメージの時代は終わったと言えるでしょう。
公務員に転職するメリットとデメリット
公務員に就職するメリットとデメリットとは何でしょうか。二つずつ取り上げていきます。
メリットの一つ目は、簡単にはクビにならなかったり、国が運営しているのでなくならないなどの「安定」は鉄板です。
法律などでも公務員は守られており、よほどのことがない限りこの安定は守られます。
二つ目のメリットとして、給料が高いということが挙げられます。意外と思った人も多いのではないでしょうか。
地方公務員の平均年収は728万円で、国家公務員の平均年収は628万円です。
公務員はある程度年功序列の風潮がまだ残っているので最初のうちは年収は民間企業と同じかそれ以下だとしても、年々上昇し、さらに昇任試験に合格することができれば、年収は益々上昇します。
一方上場企業サラリーマンの平均年収は576万円で、サラリーマン全体の平均年収は439万です。
もちろん平均値であるのでこの数字よりも稼ぐ人は多くいると思いますが、公務員は給料が低いというイメージはなくなるのではないでしょうか。
デメリットの一つ目は、仕事を頑張っても収入につながらないことです。
民間企業であれば成績を残したり、企業の景気が上昇していればその分収入アップにつながることもあります。
しかし公務員は階級や予算案などで給料が決められているので頑張った分だけ給料が上がるということはありません。
そのため収入という目に見える達成感は得ることができません。
収入以上のやりがいを感じる事ができるようになら事が大事になります。
二つ目のデメリットとして、責任が重いことが挙げられます。
市民の税金を使って仕事をするので、市民のために尽くすことは当然に求められます。
世間の風当たりも強いことから少しのミスでもメディアに叩かれてしまいます。
個人情報も扱うので職員一人一人が重大な責任を追うことになります。
まとめ
公務員と民間企業では異なった面は当然あります。
しかし人々のために仕事をしたり、町づくりなどの大きな仕事ができるので、その中にやりがいを自分で見つけ出すことが出来れば、こんなに条件のいい職業はないです。
民間企業から公務員への転職の道は大きく広がっています。
社会人枠採用もあり、専門的な勉強をあまりしなくても論文と面接だけで試験を受けられる公務員試験もあります。
転職を考えている人たちは転職先を民間企業だけでなく公務員も一つの選択肢に入れてみてはどうでしょうか。