転職の決め手を「決める」!転職の際の思考法を伝授
まず、転職を考える際、自己分析をかなりしっかりと行わなければなりません。
就職活動をしたことのある方なら、学生時代にもやったことがあろうと思います。
ただ、学生時代よりは少々考える観点が異なります。
ここではまず、そんな自己分析・現状分析について詳しくお伝えさせていただけたらと思います。
学生時代よりは難しいかと思いますので、ここでつまずかないようにがんばりましょう。
転職の決め手を「決める」→最強の自己分析
退職理由を考える
転職・・・最近ではそのトレンドは一般化してきています。
「職場に合わなければやめて次にいけばいいだけの話。」「次の職場ならうまくやっていける。」
そのような理由付けがさまざまになされ、転職が当然のようになりつつあります。
「スキルアップのため。」と考えている方もいらっしゃることでしょう。
私は、転職を悪いことと言っているのではありません。
むしろうまく使えば、今の自分をより大きくすることができると考えています。
しかし、なんとなく転職を考えている方も少なからずいらっしゃることと思います。
私はそれが一番危険だと思うのです。
無計画な現状変化は、今よりも状況を悪くし、自分を滅ぼすかもしれません。
私は、この記事を読んでいるみなさんにはそうなってほしくありません。
では、転職の決め手を考えるうえで一体何をしたらよいのか?
答えは「今変えたいことを考える。」ということです。
つまり、なぜ自分がこの会社をやめたいのか、を熟考するのです。
今の会社をやめてまで新しい会社に行きたいというからには、今の会社では満足いっていない大きな理由があるはずです。
以下、例を挙げます。
代表的なものとしてはこれらのことが挙げられます。
もちろん、これらの理由は人それぞれではあります。
しかし、間違いなくいえること。
それは、ここを明確化しておかないと、あとで自分自身がブレます。
このあとでも述べますが、決め手の優先順位をつける際にも必要です。
また、このプロセスの中で、本当に自分に転職が必要なのかどうか、というのも判断できると思います。
言っても転職は非常にリスキーであるため、もしかしたら現状維持のほうが良いと思う場合もあります。
よって、自己分析・現状分析をかなりしっかりやっておきましょう。
ちなみに、蛇足ではありますが、物事を考える際のちょっとしたコツを教えます。
これは以前、私が慕っている方から聞いたお話ですが、物事を考える際つまりなにかに悩む際は、必ずペンとメモを使い、字におこして考えよ、というものであります。
なぜか?
つまり人間は、周囲の環境の状況を視覚と聴覚によって感知しているので、字におこして考えないと、本当に考えることは難しいからです。
頭の中でずっと悩んでいる人も多くいらっしゃると思いますが、それは悩んでいるようで、実際にはあまり悩むことが出来ていません。
なので、考えるときは具現化して考えましょう!
この考え方でいけば、人にその悩みを聞いてもらうというのも一つの選択肢としてアリです。
人に話すことで悩みが明確になり、解決策がポッとでてくることもあります。
以上はオマケですが、次に実際にどのように次の職場を決めるのかについてお伝えしたいと思います。
転職の決め手を「決める」→優先順位決定
条件を優先順位付ける
最初のステップで、自分がなぜこの仕事をやめ、職場をかえたいのかがはっきりしてきたと思います。
次にどのような基準で・またどのような方法で働く場所の決め手を決めるべきなのかをお伝えします。
結論から言います。
それは、「絶対に求める条件&できれば叶えたい条件を明確にすること。」です。
またまた「明確」という言葉がでてきましたが(笑)、それだけ本当に大事なことなのです。
ではそのやり方をお伝えします。
まず、最初に絶対叶えたい条件について書き出します。
例・・・業界は○○
・・・・年収は○○○~○○○万円
・・・・残業は月に○○時間以内
このような感じです。
ここでは先程申し上げたように、始めのステップが役に立ちます。
そうましたら次に、できれば叶えたい条件を書き出します。
例・・・管理職である
・・・・東証一部上場企業
・・・・家から近い
などです。
ここで注意したいのは、これは「できれば」叶えたい条件なので、絶対に求める条件より優先度が低く、最悪あきらめてもよい条件のことです。
例えば複数社内定が出た場合であっても、この軸がしっかりしていれば確実で、自分にとっても納得できるような転職が叶えられると思います。
まとめ
どうでしょうか?
ここまでで、転職の決め手を「決める」ということに関しての考え方をお伝えしてきました。
社会人にとって、仕事を変えるということはもはや、人生をかえるということに他ならないと思います。
だからこそ、真面目に考える。
学生時代とは違った意味において、本当の意味で、改めて自分と向き合わなければならない。
みなさんにはこれから茨の道が用意されているかもしれません。
でも、今回学んだこともぜひ使っていただいて、みなさんの人生がより充実した、豊かなものになるように心から願っています。
ここまで読んでいただきありがとうございました。
では!